サーバ管理ソフト cPanel って何?

サーバを管理するためのソフト「cPanel」について初心者の方にわかりやすく説明したページです

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サーバ管理に使えるソフトって何?

・最近専用サーバをレンタルしたんだけど、サーバのセキュリティー管理ってどうすればいいの?
・どうやってサーバの中で起こっていることを把握したらいいの?
・サーバ専用で視覚的に把握できるグラフィカルなソフトってあるの?
・どんな管理方法、運用方法がもっとも効率的で、コスト削減につながるの?

このような疑問をお持ちのサーバ管理経験がどちらかというと初心者向けユーザーを対象としたサーバ管理ソフト「cPanel」についての具体的な活用方法について説明したページです。
このページをお読みいただくことで”サーバ管理がいかにソフトなくしては大変か”ということがご理解いただけると思います。

サーバの稼働状態や負荷状態をより視覚的に管理することができるサーバ管理ソフト

はじめに.....
ホームページを持つことは、必ずどこかのインターネットに接続されたサーバに設置しなければなりません。
サーバには1台のマシンを複数人で共有する「共用サーバ」タイプと、1台のサーバを専有して利用する「専用サーバ」の2種類があります。

専用サーバの価格が月額1万円を切る低価格になってきたこともあり、データがたくさん保存できて、サーバ利用の自由度が高い専用サーバの方が昨今では人気が出てきましたが、それは管理人がいる共用サーバと違って、専用サーバでは利用者側でサーバの構築、管理、保守※を行う必要が基本的にはあります。 ※最近では管理/保守がついたサービスもある、マネージドサーバと呼ばれている、マネージドサーバは月額5万円前後

仮に利用している専用サーバが管理・保守付であっても、そうでなかったとしても、そのサーバで利用しているホームページの稼働状態を知るためにはサーバとの対話が必要です。一般的に専用サーバで利用されるオペレーションシステム(Windowsのようなもの)にはLinuxFreeBSDといったOSが利用されています。これらのOSには独自に開発されたサーバ専用言語を使ってコマンドを送信することにより、サーバ側との対話ができますが、上級管理者や熟練経験者でない限り通常サーバを利用するユーザーがコマンドを覚えることはほとんど無理に近いといえます。

そこで、コマンドを利用しなくても直観的な操作だけ(Windowsのアイコンをクリックするような操作感覚)でサーバ側にいろんな命令を出せるようにソフトウェアが今日では存在します。 一般的にサーバ管理ソフトと呼ばれ、以下の有料と無料のものが存在します。

サーバ管理ソフトの例

ここではcPanelを例にとって説明を進めていきます。
専用サーバを借りた場合、次の4つのことをやらなければなりません。

  1. サーバを構築してセキュリティー上問題ない環境で運営すること。
  2. ホームページを設置して運営すること
  3. ホームページのアクセス状況を把握すること。
  4. 定期的にデータのバックアップ、セキュリティーのアップデートをすること。

以上のタスクを行うためにはすべてコマンド操作で行う必要があります。一般的にサーバにインストールされるOSには視覚的に見れるWindowsのようなデスクトップ環境があらかじめ用意してありますが、サーバはデータセンターなどの強固なセキュリティー環境下に設置されており、ユーザーがサーバに直接モニタを接続して利用することはまずありません。

ユーザーはインターネットを経由して別の場所(自宅や職場)のパソコンからサーバにアクセスするのが一般的です。 そこでユーザーはサーバにあらかじめ視覚的に操作することが可能なソフトをインストールしておき、Internet Exploreなどのブラウザでhttp://サーバホスト名:2082で参照してさまざまな設定を行うことができるようにしたのがサーバ管理ソフトと呼ばれる「cPanel」になります。

サーバ管理ソフト「cPanel」には大きく分けると、2つの異なるユーザー環境に応じてそれぞれ独自の管理用の画面を用意しています。

  1.ホームページを利用するユーザー 2.サーバを管理するユーザー
概要 このユーザーはホームページのデータをサーバにアップロードして、ホームページの運営を行うユーザーのことです。
https://ユーザードメイン名:2083にアクセスするとcPanelを参照することができます。
このユーザーはサーバにソフトをインストールしたり、インストールしたソフトの設定を行ったり、サーバ全体の設定を行う最上位権限のユーザーです。cPanel/リセラー画面の両方を管理することができます。
提供される画面 cPanel画面
WHM画面

ユーザーの権限 ★☆☆ ★★★
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cPanelとはcPanelとWHMを1つのセットとしてパッケージしたソフトのことです。cPanelとWHMは別々に導入するのではなく、cPanelを導入するとWHMも自動的にインストールされることになります。

cPanelを導入する理由には上記表を見てもらうと分かるのですが、2つのユーザーの視点からそれぞれにメリットがあります。

cPanelはウェブデザイナー、ウェブマスター、プログラマー役立つ

まず、1.ホームページを利用するユーザー(cPanelを利用するユーザー)ですが、このユーザーの実際にどのような職業の方かというと、ウェブデザイナー、ウェブマスター、プログラマーです。実際にウェブサイトでHTMLを記述したり、プログラムのコードを記述するような方々が使います。
cPanelの メリットは何かというと、ホームページの管理がとても簡単にできるという事に尽きます。ホームページの管理とは主に次のような項目です。

  • 新しいメールアドレスを作成したり、転送設定したりする。
  • 新しいサブドメインを作成することができる。
  • データベースの作成や編集をすることができる。
  • トラフィック分析やアクセス解析を参照することができる。
  • サーバ上でのファイルの拡張子設定をすることができる。
  • ディスク容量の確認ができる。
  • サイトのバックアップができる。

主にこれらの設定をcPanelにアクセスして簡単なアイコンの操作だけで行うことができるようになります。特別な知識は不要で https://あなたのドメイン名:2083 にアクセスすればいいだけのとてもシンプルな使い方です。

cPanelの実際の画面

さらに詳しい内容はcPanelについてを参照してください。

WHMはサーバ管理者に重宝

サーバの管理をする側のユーザーにとってcPanelを管理するためのソフトとしてWHM(Web Host Manager)というものがcPanelには付属されています。実はこのWHMこそがサーバ全体の設定、そしてcPanelの機能設定などサーバ全体の設定を行うことができる本当の意味でのサーバ管理ソフトです。

cPanelはどちらかというと、エンドユーザーが利用するものに近かったのですがWHMは完全にサーバを管理するユーザーの為のインターフェースです。WHMから設定可能な項目についてはこちらに一覧で表示されていますが、それよりもWHMを利用する唯一のメリットは全世界のサーバ管理者が共通して次のメリットを挙げるところにあります。

  • 複数サーバ(数十台~)間でのユーザーの移転ができること、利用ユーザー数に制限がないこと。
    サーバが1台ならまだしも、ホスティングは通常複数台のサーバを管理することになりますが、例えば特定のユーザーのトラフィックが多くなり他のサーバに移転を試みるときに、移転先のサーバにもcPanelがインストールされていれば、cPanelで設定した情報やファイルデータ、データベース、メール情報などのすべての情報とデータを移転先のサーバに全自動で引き継いでくれることができる点です。サーバ管理者はわざわざFTPなどでファイルをアップする必要性がなく、WHMの専用インターフェースのみでユーザーの移転を完結させることができる点です。また、DNSサーバもcPanelで管理している場合、移転先のサーバのIPにDNSファイルを自動で更新してくれるため人的ミスも防げます。 これは実際に作業を行うサーバ管理者にとって50%から時には90%近くの作業労力の軽減に結びつきます。
  • OSのバージョンとは関係なしにApache、PHP、MySQLなどのソフトのインストールをコマンドラインなしでいつでも簡単に行えること。
    ソフトのインストールは長いコマンドラインを正しく入力する必要がありますが、オプションパラメータの記述ミス、インストールするアプリケーションのOSバージョン違いなどたった1つのソフトをインストール(アップデート)するだけなのに、1日以上かかる場合があります。この作業をウェブフォームに必要なチェックを入力して手続きするだけで全自動でソフトウェアのアップグレードを行ってくれます。
    これがどれほどの作業軽減/時間短縮につながるかは、この作業をコマンドラインからやったことのあるユーザーでないと体感できないほど一部のサーバ管理者の間では驚異的な機能と言われています。
  • 常に最新のセキュリティーパッチを全自動(手動も可)で更新できること。
    OSのバーションに関係なくWHMでは自動、手動の設定により常にサーバのセキュリティーを最新の状態にしておくことができます。この作業コストだけでも外注した場合、年間で何十万円もの費用がかかりますがcPanelがインストールされたサーバはWindows Updataのように自動でサーバを最新状態にしてくれます。このコストは1円もかかりません。

WHMのメニューは英語(コマンドラインと同じコマンド名がそのままメニューになっている)となっており、現在日本語に翻訳はされていません。

Web Host Manager のスクリーンショット

さらに詳しい内容はWHMについてを参照してください。